生徒作品完成だより

銅の片手鍋が完成しました。最近、鍋を作っている人が多く、続々と銅鍋達が完成を迎えています!持ち手の部分は、真鍮で熱伝導が良いため、使い勝手を良くするために蔓を巻きました。(熱伝導が良いので、火の回りが良く焦げないという利点はありますが、取っ手が金属だと熱くて触れなくなるという面もあります。でも、蔓を巻けば直接手で持てるので安心です)この片手鍋はご友人にプレゼントするそうです。太っ腹です!美味しい料理を沢山作ってもらえますように!

生徒作品完成だより

銅鍋が完成しました。持ち手は真鍮で取り外せるデザインになっています。なかなかユニークなデザインです。大きいので、菜をゆでたり、煮込み料理など色々使えそうですね。

生徒作品完成だより

真鍮のお皿が完成しました。円形よりも難しいのですが、綺麗に出来ました。縁に鏨でドット模様を入れたので、よりゴージャスに見えます。真鍮は徐々に酸化して色が変化していくので、その過程も楽しめます。

生徒作品完成だより

月の満ち欠けを表現した、真鍮のブレスレットです。板を糸鋸で切り抜き、クレーターのようなマチエールは鏨を入れて表現しています。アーティスで使用している真鍮は、銅の割合の多い7/3なので、何度か焼なましをすると、酸化皮膜が出来ます。そのおかげで真鍮ではないような、ピンクゴールドのような淡い軽やかな表面になりました。金属はやはり面白い素材です。彼女は、月の満ち欠けシリーズを続けるそうですので、次回作もお楽しみに!

生徒作品完成だより

真鍮と銅のケーキ台が完成しました。お店にあったら、テンションあがりますね!ベースの円錐台は一枚で絞り、天板は厚板をハンダ付けしました。ハンダの融点は低いので、金属が鈍ることなく接合出来ます。アーティスでは、鉛フリー、脂入りハンダを使っています。とても使いやすいです。

生徒作品完成だより

生徒さんの新しい作品が完成しました。「点で接地するシリーズ」とのことです。アルミのカレー皿とスプーンです。難しい形でしたが、よく頑張ってと思います。アルミは柔らかい金属なのですが、造形するにはやはりなます(熱で柔らかくする)必要があり、融点が低いゆえに、時には溶かしてしまうリスクがあります。石鹸を泡立て表面につけ、それが焦げたら柔らかくなったという目安にできますが、火の当て方など経験が必要です。

生徒作品完成だより

錫カップが完成しました。形が出来上がった後に、絞る際に出来た傷やラインを整える「ならし」という作業があります。新しい傷をつけずに綺麗な鎚目をつけながら形を整えるのはとても繊細で神経を使う仕事です。特に、このような逆アールの形は慣れないと苦労します。錫2個目の作品としてはとても綺麗に出来たと思います。美味しいビールを味わってください!

生徒作品完成だより

銅のペアビアマグが完成しました。500ミリリットルの缶ビールが入る大きめのビアマグです。口元が狭まっているので、錫びきに苦労していましたが、綺麗に出来ました。年末年始、お家で美味しく飲んでくださいね!

生徒作品完成だより

真鍮のペンスタンドが完成しました。ジョイント部分が動くので、角度を変えることができます。ベースは、真鍮の厚板を使用しているので、安定感抜群です。細いペンからしっかりとした太さの万年筆まで幅広く使えます。