生徒作品完成だより

銅のフォトフレーム&キーホルダーが完成しました。ベースとなる銅板に、レンガのごとくカットして金鎚目をつけた板を一枚一枚接合して大きな面を構成しています。鍵をかける部分は銅のムク棒を鍛造した後に、真鍮ネジをロウ付けして、本体コの字部分に取り付けているので表からネジ山も見えず、すっきりしたデザインになっています。一つ一つを合わせる作業が大変だっと思いますが、とても綺麗にできました。おめでとうございます!部屋のアクセントになりますね。

生徒作品完成だより

フラワー&キャンドルスタンドが完成しました。軸となる部分は銅のムク棒を鍛造しています。軸と葉の部分など、合わせるところが多くて大変だったと思いますが、綺麗に完成しました。おめでとうございます!葉っぱは、銅板に鏨で葉脈を入れました。全体的に硫化で色のトーンを落としています。大きなものの硫化は、均一に濃くすることが難しいので、良く脱脂してなるべく手早く硫化液につけ、重曹で中和することが大切です。お花のアレンジも素敵ですね!

生徒作品完成だより

銅のフライパンが完成しました。パンケーキや目玉焼きを作るのにちょうどよい大きさです。柄は、前にも書きましたが、鮫島が種から育てた山栗の枝を使っています。節のある所を使って、端を丸くしたことでより素敵な感じになりましたね。水に強く、硬いので柄に適しています。まだあるので、使ってくださいね。美味しいものを沢山作ってください!!  余談ですが、送ってもらった画像に青い卵が写っていて、鮫島はそれに反応してしまいました。ビタミンA.D.EやDHAが豊富な卵だそうです。黄身は何色??

生徒作品完成だより

猫のオブジェが完成しました。胴体部分は一枚の板を絞っています。首、頭部と胴体は脱着可能です。耳、目、髭はそれぞれを作ってからロウ付け及び半田付けしました。オブジェを制作する際には、地金が柔らかくならないように、どういう順番でどう接合していくかを考えて計画的に制作する必要があります。硫化で色をつけたらまるで魂が宿ったようで、よりかわいらしくなりました。完成おめでとうございます。周りのこびとさん達と並んでいる姿がよりgoodです!

生徒作品完成だより

銅の表札が完成しました。鏨で表と裏から凹凸を出しています。全体を硫化させて黒っぽく化学反応させた後に、ピカール等の研磨剤で文字部分を光らせました。そのままだと色が変化するため、最後に透明のラッカー塗料を塗布しています。雰囲気にピッタリですね!完成おめでとうございます。

生徒作品完成だより

銅のお香立てが完成しました。お香を日常に取り入れている生活、素敵です。(^^) 元々は、アーティスに入会された時に銅のお皿として制作したものを今回お香立てに変えました。なまして柔らかくすることで、形を変えられるところが金属の良さです。予め細いパイプに底板をロウ付けしたものを、山なりにした所に穴を開けて裏からハンダ付けしました。その時酸化した色が綺麗だったので、一つはそのままに、もう一つは磨き仕上げです。使っているうちに良い色に変化していきますね。使い勝手がとても良い、ということで私も嬉しいです。

生徒作品完成だより

銅の表札が完成しました。1ミリの銅板を表面、裏面から鏨で打ち出して凹凸をつけています。全体を硫化して少しトーンを落とした後に、文字を研磨して銅の色に戻し、酸化防止のためラッカー塗料を塗布しました。アルファベットの表札も良いですが、漢字は渋くて格好良いですね!

生徒作品完成だより

銅のフライパンと銅の植木鉢が完成しました。フライパンの柄は熱くならないように、木でサンドしています。柄のラインに沿って、木を切り、それぞれに穴をあけて最後に木のダボで留めました。一体感が出て綺麗です。植木鉢は、三足で、コロンとした可愛らしい形になりました。均等に足を出すのは難しいですが、旨く出来ました。完成おめでとうございます!

生徒作品完成だより

銅のペンダントライトが完成しました。外側は敢えて色付けをせずに、銅の酸化した飴色を生かしています。365ミリ、0.7ミリ厚の銅板を使用しています。薄板は慣れると早く絞れますが、ならす時に動くので、形を固定しにくいですが、ランプシェードのような軽さを求める場合等は薄板を用いた方が良いと思います。山小屋のような雰囲気の良いお部屋のアクセントになっていますね。内側の鎚目が効いています。 

生徒作品完成だより

ペアの銅タンブラーが完成しました。初めての絞りで大変だったと思いますが、綺麗に作れました。銅の内側に錫を塗布していることで、お酒はもちろんのこと、お水も美味しくなります。アーティスでは、絞りに挑戦する方にはマイ金鎚を一本作って頂いています。愛着のある道具でまた絞りに挑戦してくださいね。