生徒作品完成だより

月の満ち欠けを表現した、真鍮のブレスレットです。板を糸鋸で切り抜き、クレーターのようなマチエールは鏨を入れて表現しています。アーティスで使用している真鍮は、銅の割合の多い7/3なので、何度か焼なましをすると、酸化皮膜が出来ます。そのおかげで真鍮ではないような、ピンクゴールドのような淡い軽やかな表面になりました。金属はやはり面白い素材です。彼女は、月の満ち欠けシリーズを続けるそうですので、次回作もお楽しみに!